一度は行ってみたいと思っていたので今年(2016)はじめて足を運ぶことに、お祭りは7月中
行われていますが、最大の見せ場である「山鉾巡行」の日(7/17)に合わせて前日に京都到着



ネットやパンフレットで時刻を調べて、見どころである「辻廻し」の行われる四条通と河原町通の
交差点に到着すると、ものすごい人。交差点には近づくこともできず少し離れたところで撮影


それでも烏丸方面からやってくる鉾の一番手、「長刀鉾」の巨大な姿は遠くからでもはっきり確認


鉾が交差点に近づくにつれ祇園囃子の調べや車輪がガコン、ガコンと躍動する音が響きます


この日巡行する23基の山鉾の先頭である「長刀鉾」には唯一の生稚児(いきちご)が乗り、
二人の禿(かむろ)を従え、鉾頭には疫病邪悪を祓う大長刀が空へとそそり立ています


重量12トン、高さ8メートル(鉾頭まで入れると25メートル)の巨大な鉾がニンゲンの手により
90度向きを変える光景は言葉で紹介してしまうと大したことでもないかもしれませんが
実際に現地で見ているとカメラを押す指がとまるほど緊張感が伝わるものでした



あらかた向きを変えたころに自分は交差点方面に人をかき分け(いちおう”歩道”は
確保されているんですけどこの量なので)辻までくるとまわりの近代的なビルのあいだに
そびえたつ歴史ある鉾の姿、それをつつむようにした見物人の群衆の風景は圧巻です


このあとにも山と鉾が続々とつながっているのですが、それは別記事で紹介



ほかの巡行を見物した後、南北へと通りを進み京都市役所方面へと向かってみました


小1時間ほどたってから御池通りに到着すると、先ほどの河原町駅の交差点でみかけた
先頭の長刀鉾を発見、有料観覧席のちかくで見物していたのですがなかなか動かず(おそらく
時間調整かな?)待ちわびたくらいに起動。だらけきっていたムードが一変していました



写真で紹介していてなんですが、このご時世ネットやテレビなどで映像としてみて知ることは
できますが、その場所で味わう人々の熱気や祭りの空気、空間的なものは何事にも
代えられないと思います。もうすこし紹介したいお祭りの場面があるので続きます

祇園祭2016|京都観光情報
https://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri
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